Posted at 2011-05-04 15:10:44 under ライフログ (by key)

ブクログの読書感想文のみ。

自転車の機械、その歴史に興味がある人は必見。いい本ですよ。

仲沢 隆
エイ出版社
発売日:2010-07-03

ロードレーサーの近代史がまとめられている書籍。BiCYCLE CLUBの「博士の愛した自転車」の総集編というカタチ。

機材がどのように進歩したか、関わったメーカの隆盛、台頭、淘汰は読んでいて大変興味深い。例えば、ロード用コンポーネントが熱いSRAMはアメリカの会社だが、仏ユーレー、独ザックスの流れを組む会社だということはあまり知られていないのではないだろうか?同じように、過去には日本のシマノ以外のメーカも奮闘しており、素晴らしい製品群を送り出していたことが解る。

MAVICやミシュラン(あれ、両社ともフランスですね)の情熱あふれる取り組みにはただただ感服。近年、日本でも自転車人口が増えたが、それを以てしてもやはり「自転車はヨーロッパの文化」なのだと思わせられる。

ホイールなど一部機材の記述が無いことが引っかかりましたが、きっと雑誌の連載に入ってなかっただけでしょう。良書です。

Tags: reviews
Posted at 2011-04-07 09:40:13 under ライフログ (by key)

写真のアーカイブに311前後のものがあったのでいくつかピックアップ。

箱根山の展望台から、左が被災前、右が被災後。

リアス式海岸の風景 IMGP0336

左が被災前、右が被災後。

青い空! IMGP0403

動画。

Posted at 2011-04-06 06:51:02 under ライフログ (by key)

日曜からこっそりと現地入りしています。現地のサポートをしてくれる方へのメモ。 このブログを読んでくれる方は物見遊山しに行ったりしないでしょうけど、 当然ながら歓迎されないとだけ書いておきましょう。

道路事情

  • ほぼ全域で復旧(一部分断)

アスファルトの剥がれ、瓦礫などが残っていますが自家用車でも通れるレベルです。 木造住宅の釘などが落ちているためパンクリスクは少なからずあります。

燃料

  • ガソリン、軽油ともにあり
  • 軽油のほうが潤沢

普通に買えます。並ばなくてもいいです。 ガソリンより経由のほうが量が多いので、もしガソリン車、ディーゼルと選べるなら、ディーゼルで行ったほうがいいかも。

  • 不足

上水道は壊滅、復旧の見込みは未定。井戸水、湧き水はありますが、 個々人の家に配備されているものなので基本的に部外者は使えないと思ったほうがよいです。 自分のいるところでは湧き水を利用しています。

電力

  • 部分的に復旧

部分的に復旧。自分のいる広田町の東側は復旧していて、コタツも炊飯器も冷凍庫も使えますよ!(笑) その他の地区では発電機に頼っています。

食糧

  • 潤沢、過多

配給があり「ひもじい」ってことは無いです。スーパーの移動販売車も少ないながら走っており、 潤沢と言える程度まで復旧しています。最初は大変だったらしい…。 販売店は時間限定で動き始めています。大船渡ではローソンが開いていました。

ヘルスケア

  • 医薬品が不足
  • 風邪薬、頭痛薬などの常備薬は要持ち込み

砂塵が多く飛んでいます。 砂塵には、海砂、泥、砂利、糞尿(汲み取りなので…)が含まれているので変な病気になりたくない人はマスク必須。 アイウェアもあるといいかも知れません。 薬局などが無いため、念のため頭痛薬、風邪薬などは持っていったほうがいいでしょう。

自転車屋

  • 被災して0件になりました

高田の最大規模の避難所である高田一中には、自転車修理のボランティアのおっちゃんがいました。 自転車、車椅子、リアカー、猫車を修理しているそうです。 なんと、大阪からきているとのこと!今日帰っちゃうそうです。


あとでまた追記するかも。知りたいことのある人はコメントか@ください。


ちなみに個人的な事情はというと、

  • ぼくの生家=母の実家は流失
  • 父の実家は自宅避難所に

というかんじです。みんな寄り添うように暮らしています。

Posted at 2011-03-14 18:30:22 under ライフログ (by key)

金曜日の地震すごかったですね。

前日にも東北地方で地震があったからその本震かと思いましたが、やはりそのとおりでした。

土曜日はひたすら歩いて帰ろうと思いましたが、吉祥寺までたどり着いたところでギブアップ。 バスが動いていたので乗り継いで保谷まで、その後妹に自動車で迎えに来てもらいなんとかその日のうちに帰ることが出来ました。 足に豆ができてきつかった〜。

#earthquakejp 環七大原交差点

自分の生まれ故郷は大船渡、毎年夏に帰った祖母の家は陸前高田です。今回の地震、津波で文字通り壊滅的な打撃を受けました。 チリ地震津波でも被災しており、小さかった母は姉の背中におぶさって逃げたそうです。 再び津波で被災するとは思いもしなかったでしょう。

津波の映像はテレビの放映で見ました。自分の知った街が消えて行くのはあまりに現実感のないものでした。

Rikuzentakata after

被災の経験がある彼の地は、おそらく日本で一番津波に対して訓練されている人たち(つまり世界一ってことでしょう)にもかかわらず、 万単位で行方不明者が出てしまったことに、災害の大きさが垣間見えます。

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Posted at 2011-03-06 12:43:33 under ライフログ (by key)

ランディ・パウシュの「最後の授業」読みました。眼がうるうるになります。

ランディ パウシュ,ジェフリー ザスロー
武田ランダムハウスジャパン
発売日:2008-06-19

wikipediaによれば、ランディ・パウシュはカーネギーメロン大学の終身教授でウォルト・ディズニーのイマジニアである。

「最後の授業」はカーネギーメロン大学で行われる「自身の最後の授業だったら?」という仮定のもとに行われる講義だが、ランディ・パウシュは末期癌に侵された、死を間近に控えた人間としてこの講義を行った。

この書籍は社内のブックレビュー(週に数度、書籍の紹介が送られてくるのです)で知って、表紙を見てなんとなく買ってしまったのですが、この本から何が得られるのか正直よく理解できなかった。

工学的な話なのか?癌の話なのか?

蓋を開けてみるとエンジニアらしい傲慢さの感じられる文体が鼻についたが、それもすぐに払拭された。ユーモアに満ち溢れ、様々な出来事を楽しく過ごそうとした努力が解り、妻や子供たちへの愛が感じられる。

自己啓発本の一つと簡単にくくってしまえばそれまでだが、実際に死を間近に控え、何十年も大学に勤務し、数多くの教え子を見守り、人の父として過ごした人物の書くことは重く、思わず考えさせられてしまうでしょう。

この書籍は、ぜひ教育者、親となる人に読んでもらいたいと思う(あとで妻にも読ませてみよう)。

氏は本書が発売され、しばらく経った後に亡くなった。死を知ることで、優しくなり、最後の数カ月を有意義に過ごせたであろうことを思うと、氏のことが羨ましくも思えてしまう。

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