デジカメの写真データには実はいろいろと情報がついています。
EXIFという規格があり、例えば写真を撮った日付とか、絞りやシャッタースピード、ISO感度などを写真ファイルに保存することが出来ます。これらの他に位置情報を保存することも出来ます。いつ、どこで、どのように撮ったかが一撃で解るのでとても便利です。
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というわけで、MacOSXで位置情報を写真につける方法を紹介します。
メニュー
- Step 1: 必要な物
- Step 2: 設定しておくこと
- Step 3: GPSをログする、写真を撮りまくる
- Step 4: 写真をロードする
- Step 5: GPSPhotoLinkerにロードする
では順番にいきましょう。
Step 1: 必要なもの
必要な物の確認。
- デジタルカメラ(基本的に何でもOK)
- ハンディGPS
- GPSPhotoLinker
Step 2: 設定しておくこと
デジタルカメラの時計を正しく合わせておく必要があるので忘れずに設定しておきましょう。ずれてるとアウト。
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Step 3: GPSログをする、写真を撮りまくる
GPSを起動。衛星の測位が確認できたら行動開始しましょう。好きなだけ写真を撮りまくってください。写真のようなハードウェアが持ち歩きやすくて良いです(防水だし)。
[flickr]photo:1140000986[/flickr]
Step 4: 写真をロードする
デジタルカメラの写真をMacにダウンロードします。一つのフォルダにまとめておくと便利。
[flickr]photo:2152095256[/flickr]
Step 5: GPSPhotoLinkerにロードする
いよいよクライマックス。GPSPhotoLinkerをダウンロードして起動。
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おもむろに上部のLoad Tracksをクリック。
GPSを接続し、Garmin, USB, Tracksを選んでDownloadをクリックするとデータ転送が始まる。ファイルは写真と同じ場所に保存しておくと便利。
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次に左上のFilesを開くとどちらかにファイル選択のペインが開きます。
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LoadTracksからデータをダウンロードした場合、すでにファイル名が入っているはずなので、写真の日付と同じ物にチェック。
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Load Photosをクリック。位置情報を着けたい写真を選ぶ(複数可)。
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選んだ写真は右下のところにサムネイル表示される。
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上部にStandard, Manual, Batchと並んでいるのでBatchを選ぶ。
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Batch save to photosをクリックすると、ダウンロードしたGPSデータと写真の時刻を紐付けてくれる。successfully linkedと表示されれば成功。
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サムネイルをクリックすると画面右上に詳細が表示される。
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View on mapをクリックすると写真に保存された位置情報をGoogle Mapsで表示してくれる。
ちなみにこの日は天候が良くて、車の駐車位置まで解るくらい精度が高くてびっくり。ちょっと怖い。
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iPhotoやFlickrでも位置情報を見ることが出来ます。
iPhotoでは写真の情報にGPS緯度経度、高度が入っています。この写真は荒川河口で撮影した物なので高度が1mになってます。
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Flickrでは写真を表示して右下のAdditional Informationに"Taken in〜"と書かれているところが位置情報。一応土地の名前が出ていますが、けっこうあてになりません。
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mapをクリックすると衛星地図が表示される。
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