昨年製品リリースがアナウンスされたパワーメータ。日本人的にはひわいな印象を感じる製品名です。
Quarq社の製品であるQRANIUMの他にGarmin Edge 705など、ANT+Sports規格に対応したサイクルコンピュータであれば使用できるようです。
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パワーメーターといえば長らくPowerTapやSRMが有名でしたが、歪みゲージを使ったパワーメータは特許の関係でSRM以外のメーカがリリースすることが出来ませんでした。
昨年だか今年か忘れましたが、SRMが保有している特許が切れるため類似の製品をリリースを出来るようになります。Quarq Technologyがリリースする予定のCinQoは歪みゲージを用いた方式のパワーセンサ(コンピュータは別売)で、スパイダーが分離できるクランクセットに対応しています。
スパイダー部分を置き換えるという構造上クランクセットに依存した製品展開となってしまうのが残念なところではありますが、Quarqのウェブサイトの適合リストにはそこそこ多くのクランクセットが掲載されています。
最初の製品リリースではノーマルクランクのみ、以下のブランド・製品で使用することが出来るとのこと。
- FSA Team Issue
- SRAM S900
- Bontrager Race X Lite
- Truvativ Rouleur Carbon
先日某ショップで特売されていたFSA Team Issueコンパクトへの対応予定はあるの?とQuarqに問い合わせをしたところ、製品リリース第2弾、今年の6月に予定しているとの回答でした。
原文: Thank you for your email. We plan to have a version of the CinQo to fit the FSA Team Issue compact cranksets in our second production run, probably sometime in June.
製品デザインもかっこいいし、取り付けもスマート(SRMはちょっとダサイのよね)だし、回答も素早くて好印象です。願わくば$1195というリテールプライスがもう少し下がってくれるとありがたいのですが。
ま、楽しみに待つとします。