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モーターサイクルと自転車とキャンプの日々。

JCRC第8戦 第4回塩原温泉ヒルクライム 2日目

4時起床。天気はあいにくの曇り。

北関東の朝は寒い。気温はおそらく10度前後でしょう。冬装備をしてレース会場のTEPCO塩原ランド(なんだこりゃ)へ向かう。2日目はロードレース。国道400号を抜けて昨日のTTコースへ入り、そのまま頂上でゴールというコースになる。

総距離19.2km, 標高差676m, 平均勾配3.5%。

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国道400号はアップダウンのある川沿いの道路。コーナーもいくつかあるが道はあまりきれいではない。平坦区間もあるので集団を分離なら峠に入る前と決めてスタート地点に並ぶ。…スタート前によろけて転びそうになったのはご愛敬。

スタート。

集団中盤に位置をつけてのんびりとしたペースで川沿いを進む。紅葉が始まりかけていてきれいな景色。

集団をふるいにかけて千切る作戦を実行するため、ペースの上がらない集団を縫って前のほうへ。集団を引かされてもなんのその、先導をつつき回してペースを上げようと試みるが、後続に気づかないのか意図的にペースを落としているのか、ハナを押さえられてペースが上がらない(涙)。

作戦変更。ときおり先頭交代に参加しつつも峠に入るまで足をためておくことにして集団前方でジッと待機。

小学校のある信号を右へ曲がり峠へ突入。後ろのほうで待機していたであろうクライマーが前へと上がってきた。イーブンペースで押さえつつ、先頭集団から離されないようにペースをコントロール。登りはじめからTTスタート地点までは1kmほどあるのだが、このタイミングで遅いライダーは千切れてしまったようで集団が小さくなっている。

ときおり現れる斜度の緩い箇所、平坦地でグッとペースを引き上げるとさらに集団が絞り込まれ、けっきょく私を含めた7名でのクライミング。

周りのライダーは背が低く、手足の細いクライマー体型。すいすいと坂を登っていくように見える。苦しいのはみんな一緒のはずと信じて食らいつく。

しかし終盤1km、3名のライダーが一気にペースを上げて引き離しにかかる。必死に追いかけようとしたが身体が言うことを聞いてくれない!離れていくのを指をくわえながら見ていると、すぐ後ろにいたライダーにも抜かれてしまい、不甲斐ないと思いながらもジッと我慢。

ふっと後ろを振り返ると視界には誰もいない。ひょっとしてかなり離れている…?

ゴール前200m、最後に私をパスしていったライダーはまだ視界に捉えている。差は80m未満ほど、スプリントする余力はないように見える。シフトレバーを親指で押し倒し、3段ほどシフトアップしてペダルを踏み締める、速度がぐんぐん伸びて一人目をパス、もう2段シフトアップしてさらに踏み込む、回転が上がらないが、きっちりもがききってフィニッシュライン直前で二人目をパスしてゴール!

逃げていった3人の集団の後だから4位か。ギリギリお立ち台には乗れないな、と思った。

下山後、総合順位はTTとロードレースのタイム合算で決定されること(当然といえば当然なのだが)を知り、慌ててタイムを計算。ロードレースのタイムでは、私から後ろの集団は1分27秒も離れている。ギリギリ入賞できそうなタイムだった。

逃がした3人集団の前にもう一人いたのが残念だったが、ロードレースでは5位、総合でも5位入賞となった。

[flickr]photo:2913327637[/flickr]

ちなみに、DANJOHはCクラス6位入賞、Wクラスのちかぽんは2位(ただし、前日のTTはDNSのため総合リザルトは残せず)とラバネロ大健闘でした。

会場からDANJOH別邸までは再び自走。温泉の湧くお風呂で汗を流し、バーベキューをしこたま食べ、子供と遊び、昼寝をして、帰り際にアウトレットモールへ寄って解散。雨の高速をひた走って帰宅。良いレース、良い週末でした。