CinQoが出力するパワーデータはGarmin Edge 705にモリモリと記録されますが、実際に利用するにはどうなっているでしょうか、ということを調べてみました。
Edge 705をストレージモードでMacにマウントし、マウント先である /Volumes/GARMIN/Garmin/History ディレクトリをごそごそと漁ってみると、日々のトレーニングデータがTCX形式で保存されているのが解ります。
720K 2009-01-07-23-51-55.tcx 912K 2009-01-08-08-49-27.tcx 696K 2009-01-10-12-10-08.tcx 5.8M 2009-01-10-22-24-28.tcx 912K 2009-01-12-11-01-28.tcx 304K 2009-01-14-01-18-09.tcx 176K 2009-01-14-14-48-03.tcx 176K 2009-01-16-01-01-45.tcx 152K 2009-01-16-13-39-48.tcx 1.2M 2009-01-17-22-33-49.tcx 168K 2009-01-20-00-37-47.tcx 160K 2009-01-20-13-35-54.tcx 1.0M 2009-01-24-22-40-22.tcx 176K 2009-01-27-00-08-25.tcx 168K 2009-01-27-11-59-56.tcx 176K 2009-01-28-00-19-07.tcx 176K 2009-01-28-08-42-47.tcx 6.3M 2009-01-31-22-47-01.tcx 816K 2009-02-02-01-32-34.tcx 784K 2009-02-02-11-45-13.tcx 728K 2009-02-04-01-21-06.tcx 784K 2009-02-04-16-38-19.tcx 744K 2009-02-05-02-03-48.tcx 736K 2009-02-05-12-49-52.tcx 952K 2009-02-06-00-42-59.tcx 1008K 2009-02-06-12-31-04.tcx 944K 2009-02-09-01-09-54.tcx 856K 2009-02-09-17-40-20.tcx 920K 2009-02-10-02-21-15.tcx
ファイルサイズにバラつきがあるのは、SmartRecordingのテスト(普段はEverySecondで記録)だったり、ラバ練だったりするためです。2/6朝からCinQoを装着しましたが、パワーデータが付加される2割程度ファイルサイズが増加するようです。
TCXという拡張子のファイルはGarmin Training Centerファイルと呼ばれるもので、位置情報、ケイデンス、速度、心拍数、標高、(LapStartからの)走行距離が含まれています。もちろん、パワーデータもここに含まれます。
TCXファイルのフォーマットはGarminで公開されているので、詳しい内容を知りたい方は一読されるとよろしいかと。
パワーデータはTrackpointエレメントに拡張エレメントとして付加されます。
[code lang=‘xml’]
なお、パワーデータが存在しない場合には拡張エレメント自体が付加されない点に注意する必要があります。
平均出力はLapエレメントに、これまた拡張エレメントとして記録されます。
[code lang=‘xml’]
パワーデータが含まれる拡張エレメントはActivityExtensionV2のようですが、Garmin本家のドキュメントコーナーにはまだ存在しないようです。
また時間を見つけてつついてみます。
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