一つ前のエントリで書いた通り、転んでしまってさんざんな結果でした。自分のミスとはいえ、怪我はするし、車両は壊すし、結果は残らないしで悔やまれる。
ま、やっちゃったものはしょうがないので、気を取り直して今回のレースレポート。
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開催前、パワーメーターつながりで知り合ったじゃむさんとレースの相談。市民レース一般2Bは去年も出場しており走行データもあったので、どのようなレース展開にしようか悩む。
スプリントを爆発させて前にいたら(そして勝てたら)最高だよね!とか、やっぱり大逃げかまして声援浴びたいよね!とか、夢物語に近いですが(笑)。
結局、2ラップ目のヘアピンを抜けたらアタックして逃げましょうということになりました。
当日は朝からあいにくの曇り。
車移動だったので機材を積み込んでいると、前日洗車したにも関わらずドサーッと雨が降ってくる。今年も雨かよー。同じクラスに出場予定だったジャニオも雨で欠場との知らせが届く。とほほ。ラバネロのDANJOHをピックアップして、高速に乗ってさっさと現地へ。
すでに雨が降りまくっているが、こんなこともあろうと思い、オートバイレースで使っていたテントを持ってきた。雨に濡れずに休めるし、もちろんローラーも漕げる。だらだらしていたらなるしまの加地さんが声をかけてくれた。出場すると思っていたら、転ぶと弱ってる鎖骨が逝っちゃうから、ということでDNSとのこと。残念。
軽く試走に出て、20分ほどウォームアップを終えたところでレース開始10分前。
中央くらいからスタート。集団のペースがかなり遅く、一周目から逃げようかと頭をよぎるがぐっと我慢。きちんとアップをしたからか、出力も出るし、心拍も上がってる。調子いい。時折ローテに加わりつつ、先頭集団を引く。
陸橋手前で集団先頭に出て、右の90度を越えようとすると…なんてことない速度なのにフロントからスリップダウン!
カシャーと滑っていって、一瞬集団にブレーキがかかるが、そのままやり過ごして行った。しかし、白いフレームの人が倒れている、起き上がれないらしい、どうやら巻き添えにしてしまったようだ。
申し訳ないと思いつつ車両のチェック。前ブレーキ、後ろブレーキ、ハンドルは曲がってるけど大丈夫、押しても緩む気配はない、あ、チェーンが外れている。チェーンを直し、倒れている方にすいませんと声をかけ、前方の集団を追走する。
データによれば転倒時の速度は時速20キロ。走行に戻るまでに要した時間は18秒、巡航速度にのるまでさらに20秒、合計38秒のロスだったが、致命的。もう集団に戻れなかった。
曲がったハンドル、調子の悪いシフトをだましだまし走らせながら、1ラップ以上250W超のペースで走り続けたが集団は見えなかった。ぽろぽろと集団から落ちてくるライダーを励まし、ローテに加えてペースをあげようとしたが、集団を形成できずに下のクラスに飲み込まれてしまった。
彼らのレースの邪魔をするわけにはいかない。集団の後ろで大人しくペースを保ち、ゴール前で軽くスプリントしてなんとか完走。
レース後にぼーっとしていると、後ろからじゃむさんに声をかけられる。あれ?前方にいたはずじゃ?と思ったが、ヘアピンで転んでしまったとのこと。逃げようねって言ってたのに、二人で転んでたらどーしょもない(苦笑)。
クラスでも大量落車があったらしく、メディカルには行列ができていた。鎖骨が折れてる人、脱臼している人に比べ、自分はそれほどひどい怪我ではなかったが、万が一ということもあるので治療をお願いした。
車へ戻る途中、ラバ合宿でご一緒したSEMASの鵜沢君がいたので話しかける。相変わらず元気そう。彼は素晴らしいライダーなのでまた一緒に合宿に行けると良いな。
出場クラス:市民レース一般2B タイム:0:31:06.309 (+02:08.923 ave40.51km/h) 順位:38位
転倒の原因はなんだろう?
もちろん自分のミスというのもあるが、平地のレースということで練習兼通勤用にリチオンを履いたCOSMIC ELITEがまずかったか。PRO3ならこんなことは無かった(昨年のラバ合宿で実証済み)から、あながち間違っていないと思う。たかだから1万円程度の部品をけちってレースを台無しにするのはこりごりだな。
調子もよかったし、一緒にレースを展開できる仲間もいたのに、結果を残せなくて残念だ。
(2009/5/26 7:55追記) 地図追加しました。
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