その独特な形状で人気を集めるSelle SMPのサドル。
以前から興味があったのだが、独特な形状ゆえに「キワモノっぽい…」、「お尻に合わなかったらどうしよう?」などの心配事が多く導入を躊躇っていたのですが、非カーボン製品の中では最上位グレードであるCompositをお借りして試す機会に恵まれました。
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Compositはプラベースの上に一枚革が張ってあるだけというスパルタンな製品。
まずは装着。
代理店の中の人によれば「サドルレールの4を中心に、水平に取り付けて」ということだったが、だいたい以前のサドルと同じ位置になった。サドル形状が違うので高さを測ってみると、ちょっと高かったので2mmほど下げた。
で、今朝の通勤で感触を確かめつつ乗ってみた。
お尻がかなり後ろに落ち着いてしまう。サドルを10mm前へ。
しばらく走ると右膝の裏が痛くなった。これはサドルが高い場合の兆候…と思いつつも、少し我慢して走ってみたがさすがにダメ。3mmほど下げたところよくなった。
結局、以前使っていたSanMarco Aspideから10mm前進、5mm下げ。
帰り道も感触を確かめつつ走ってきたが、合計5mmはやや下げすぎだったかも。少し後ろに感じていたし、5mmほど前に出して試してみます。
印象としては、
- 普通に座ると固い
- 両手放しで乗ると痛い
- ハンドルを持つと痛くない
- 強制的に後ろ乗り
- セットバックしたシートポストは調整幅を使い切りそう
という不思議なサドル。
足は比較的くるくる回るし、力も入るので悪くなさそう。合わない人はすぐに痛みを感じるそうだが、ぼくは通勤で乗ってみた限りでは、まったく痛みを感じませんでした。尿道の圧迫が無いのは大きなメリットの一つで、身体的に楽なので好感触です。血尿とか出したくないからね。
パフォーマンスを評価をするには、通勤は短すぎるので、もうしばらく使ってみようと思います。
ということで、側溝大尉さんありがとう!しばらくお借りします〜。
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