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モーターサイクルと自転車とキャンプの日々。

佐渡ロングライド210 Bコース (130km) Day2

朝は路面が濡れていて寒かったのですが、昼過ぎからは晴天!最高のライドでした。

参加したBコースの距離は130kmほど。運動不足なうえにさっぱり自転車に乗っておらずやや心配でしたが、この距離ならまあ大丈夫だろうというチョイスです。

佐渡の風景は棚田が並んでいてのどかな雰囲気です。島の北側は信号が無いまま70kmくらい走れるので、サイクリストには天国みたいな場所ですね。

朝4時過ぎに起きて、小木の宿から会場まで向かいます。路面はところどころ濡れていました。アームウォーマーとジレを着込んで肌寒い気候に備えます。別の宿に泊まっていた仲間と合流してBコースのスタート。

雲がかかっていてどんより。風がないのが救われます。

すごい参加者の数。8人1組くらいで出発します。ダンゴになっちゃうと危ないですからね。

日本海を望む形で海岸線をひた走ります。馴染みのある太平洋の海岸線とは少し違う風景。大きな棚田、隆起の跡が見える大きな岩、さまざまな勾配の丘を楽しめます。

途中に滝もあって豊かな自然を実感。

エイドをいくつか挟んで進んでいくと、佐渡ロングライド名物のZ坂が登場。これかー!と気持ちが盛り上がります。まあ、峠というほどではないのでさほどキツくも無いでしょうと思っていましたが、同行のわっこさん(ビギナー)は心が折れていたようです。

ゆっくり登っていくとふと足を止めると佐渡の海岸と日本海が一望できました。後で代行の運転手さんに聞いて知ったのですが、冬の佐渡は風が強くて波も高く、自転車が走るにはとても向いていない場所なのだそうです。天気が回復して本当に良かった!!

島の北側には大野亀という丸いコブを持った島?岬?があります。周りを芝が覆っていて歩いたら気持ちよさそう。キャンプしたいなあ…。

100km地点の両津港は最後のエイドステーション。お弁当を食べて休憩。わっこさんはフェリーの時間がギリギリなうえ、残り30km走れる気がしないということで、残念ながらここでリタイア。

別行動していた友人たちと合流してエイドステーションのタイムアウト10分前に出発。アップダウンのある農道をひた走ります。残りは30km。

緩くローテーションを回しながら佐渡の町並みを抜けてゴール地点に到着。無事に130kmを完走できました。きついコースではないので走りきったぞ、という充実感はありませんでしたが、きれいな町並みと景色、良い天気に恵まれて、久しぶりに自転車を楽しめました。


はじめての佐渡はとても良い天気に恵まれて気持ち良く走れました。

関東に住んでいると日本海は少し遠くて、ちょっとミステリアスな場所に感じています。佐渡がどんなところか知らなかったし、行く機会もそうないだろうと思っていましたが、思い切って足を運んでみたらとても良い体験になりました。毎年リピートする人の気持ちがわかります。

佐渡から帰ってきて数日、写真を見返すと体験が呼び起こされて、また行きたくなりました。来年も行こうかな。