陣馬形山キャンプ場へ

仕事の隙を縫って以前から行きたいと思っていた陣場形キャンプ場へ。

長野県の駒ヶ根市からほど近いこのキャンプ場はゆるキャン3巻に登場しており、アルプスを一望できる絶景キャンプ場ということで有名（らしい）。しかも無料。風景を求めてキャンプツーリングしているぼくにとっては外せません。

前日の夜にゴソゴソとパッキングし、Multistradaに荷物を積み込んで出発。空はぼんやり雲混じりで、談合坂に着くとすごい霧。

道程も長いしガソリンスタンドで給油しようとしたところ、ボーッとしてて？スタンドのレバーが抜けて？Multistradaがバターンと反対側へ倒れてしまった。購入してから初の転倒、しかも立ちごけ。あんまり集中して走れてないなあと感じていたのでしょんぼり…。

奇跡的に被害は軽く、ブレーキレバーの先端がポッキリ折れとバーエンドのプラスチックとパニアステーが削れだけ。ハンドガードも傷がついた気がしないでもないけど、元々壁などに擦れてヤレていたのでノーカウント。フェアリングが全くの無傷でこれは運が良かったと思いたい。

駒ヶ根ICで降りてコンビニ休憩。ランチとキャンプ場への道のりを確認。

この辺りはソースカツ丼が有名ということなので、明治亭という近所のお店に入りソースカツ丼御膳を注文。しかしソースカツ丼なのに御膳ってなんなんでしょうね。

ソースカツ丼、信州のお蕎麦、馬刺し、蜂の子、野沢菜といただきました。大変美味しかった。

キャンプ場の北西のルートから峠道を登っていくと道路いっぱいに濡れた落ち葉が。ヌルヌル路面でタテにもヨコにも滑りまくりながら、スコーピオントレイル2と電子制御に頼りつつ標高を稼ぎ、1,400mまで登り切ると陣馬形山キャンプ場があります。

キャンプ場からそのまま歩いていける展望台に登ると絶景が広がっています。思わず声をあげてしまうほどきれいな景色でした。

タープの下でコーヒーを淹れつつのんびりと本を読みます。凍結防止のため、残念ながら水は出ませんでした。寒い頃合いに行く場合には外界で調達していく必要がありますね。

アルプスに沈む夕日。平野に映る山の影が雄大です。

だいたい0度くらいまでなら大丈夫な装備で向かいましたが、明け方の気温は一桁台でしたので特別寒いということはありませんでした。しかし、薪が売っておらず、日が暮れてから暖を取れなかったのは厳しかったです。無料キャンプ場の惜しい点です。

ジェットボイルでお湯を沸かして朝食。誕生日プレゼントにいただいたジェットボイルを実は初めて外で使いましたが、パッキングサイズが小さいしお湯もすぐ沸くので良かったです。

近くの温泉によってお蕎麦をいただいて東京へ！

紅葉と夕日で真っ赤に染まる山々を360度パノラマで満喫できました。想像以上の体験でここは是非また行きたいです。

Garminを持って行ったので動画を作ってみました。Garmin VIRB Editだとこの辺りが限界かも。手ぶれ補正や標高のオーバーレイなどVIRB Editでしか出来ないことがあるので仕方ありませんが、後編集はFinal Cut ProやAdobe Premiereが欲しくなります。

Go for it!