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モーターサイクルと自転車とキャンプの日々。

ブッシュクラフトインストラクター講習受講記、3回目 (最終回)

先週末は2ヶ月ぶりのライジングフィールド軽井沢。6日間 (1泊2日、3回)の講習を終え、晴れてJBS1認定ブッシュクラフトインストラクターになりました。 f:id:key3:20200907172743j:plain

前回、前々回の受講記はこちら。

blog.mitsukuni.org

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今回の講習では、ナイフの研ぎ方、新しいロープワーク、タープを使ったシェルターの作り方、ポットの吊るし方などを学びます。

ナイフ研ぎの練習用にスカンジナビアン・グラインドのモーラナイフを持って行ったけど、イマイチいい感じに砥げませんでした。後ほど補習が必要です…(一人で勝手にやります笑)。こればかりは場数が必要かも。

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フィールドの作業用ナイフはBarkRiverのプーッコ。小ぶりで作業しやすく、しかし刃厚もあってバトニングなどで叩きまくってもへこたれません。とびきりの良いナイフなので、手研ぎの練習には使えませんでした(普段はLanskyのシェーパーを使ってます)。

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MechanixWearの革グローブと、BarkRiverプーッコ

ロープワークはコモン・ホイッピング、マーリン・スパイク・ヒッチ、クローブヒッチ(巻き結び)の別の覚え方を新たに習得。復習しないと忘れちゃいそう。講習で「マーライン・スパイク・ヒッチ」と教わりましたが、Marlin spike hitchなので「マーリン」が正しそう。

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材をコモン・ホイッピングで結びつけて作ったポットハンガー

タープを使ったシェルター作りは興味深かった。思った以上にいろいろな形にできるし、上手く作ればフルクローズにもなる。ニンジャタープを持っているけどあまり活用できていなかったので、これを機に持ち出して試してみたいですね。

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長方形のタープを使って作るフロアレスシェルター

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正方形タープを使ったフルクローズシェルター

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正方形タープを使ったフロア有りのシェルター(ビークフライ)

ポツポツ雨の降るなか作業用のシェルターを作り、正方形のピットを使って逆さ焚火を実施。トライポッドを組み立ててポットを吊るせるようにし、高さで火力を調節する形にします。慣れないうちは、ポットハンガーのパラコードが燃えないかヒヤヒヤした。

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タープを使った差し掛け型のシェルター。手前にはトライポッドとお鍋

逆さ焚火は上から薪をゆっくりと燃やすスタイル。正方形のピットを掘ることで熱を逃さずに効率よく燃やすことが出来ます。

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逆さ焚火は正方形のピットを使う。薪は上から徐々に燃える。ランチは鍋焼きうどんです

調理の後は、跡を残さず焚火を片付けて撤収し、作業場に集まって簡単な認定式?を行い、晴れてJBS認定ブッシュクラフトインストラクターになりました。

この講習、第1回、第2回に続き、なんと今回も雨で、フィールドはいつもぐちゃぐちゃで薪は濡れまくりのハードモード。講師の川口さんも全て雨だったのは初めてだとおっしゃっていました。そんな中一緒に過ごした同期のメンバーはなんだか誇らしいですし、全国に友人が増えたようで嬉しいです。

コンディションの悪いフィールドで技術を試したことで、これまでよりも様々な事象に対して自信を持って対峙できるようになりました。これからは、友人・知人・子供たちに技術を教えながら、活動のジャンルを広げて楽しんでいこうと思います。無事に講習を終えられてよかったー!


  1. Japan Bushcraft School