かねてから噂になっていたMultistradaのV4モデルが発表された。
Ducatiの新型車の発表は、今年はオンラインで実施するということで、YouTubeに上がっていた紹介動画を見た。日本語音声があるので慣れない英語を聞かなくてもいい。気楽。
第一印象は、エンデューロモデルに振ったのだな、というもの。今回のMultistrada V4は次のような特徴がある。
- デスモではないV4エンジン!
- エンジンメンテナンスインターバル60,000km
- フロント19インチ(以前のエンデューロモデルと一緒)
- リアタイヤ170化(以前のエンデューロモデルと一緒)
- アダプティブ・クルーズ・コントロールの設定
- リア・ビークル・ディテクションの設定
- ライドハイト・コントロール
以前のモデルはロードモデルであるPanigaleを大きくして荒れ地を走れるようにした形で、オフロード用にはエンデューロモデルを設定するという商品構成だった。
公道をガンガン走れる仕様が好みだったのでこの変更は残念だが、ぼくの実際の使用としても未舗装路に入ることがしばしばあるし、タイヤなどの維持費もちょっと安くなるだろうから、売れそうだと思う。
このクラスの競合だと、BMW GS、Triumph Tiger、KTM SuperAdventure、Harley Davidson Pan America、Honda AfricaTwin、Yamaha SuperTenereあたり。
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アドベンチャーバイクは世界的に売れ筋なので各社気合を入れて作っている(ヤマハ以外)。この中で、Multistradaは唯一のV4エンジンと、アダプティブ・クルーズ・コントロールのような先進機能を手に入れることになる。
日本に入ってくるのはもう少し先になりそうだけど、機会があったら試乗してみたいな。