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モーターサイクルと自転車とキャンプの日々。

グレンスフォシュ・ブルーク アウトドアアクス425

ここしばらくの感染症騒動により外に出られないストレスで、ついうっかり買い物をしてしまいがちです。

以前から欲しいアクスがあってウォッチしていたのですが、ずいぶんと長いあいだ在庫が切れており、その間に別のアクスを買ってしまいました。先日Amazonを覗いたところ、在庫が復活していたのでポチポチ…。

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購入したアクスはグレンスフォシュ・ブルークのアウトドアアクス425という製品。薪割りを主目的とした製品ではなく、枝を落としたり木材加工が得意な種類の小型の斧です。紹介は以下のサイトが詳しいです。

www.firesidestove.com

以前購入したアクスはHelko社のマーク1というアクスで、ミラー仕上げのヘッドとローレット加工された柄が美しいです。

www.dutchwest.co.jp

並べるとこんな感じ。上がHelko マーク1で下がグレンスフォシュ・ブルーク アウトドアアクス425です。長さは38cm前後とほぼ同じですが、柄の太さやヘッドの大きさはかなり違います。実際、マーク1のヘッドが600gあるのに対し、425は380gしかありません。2/3くらいですね。持った感じもかなり軽くて気軽に持てます。

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同じジャンルに属するアクスのように見えますが、ヘッドの形状や刃先の仕上げは大きく異なり思想の違いが感じられますね。

まずマーク1のヘッド。マーク1はほぼ刃がついていないので、斧用の砥石で軽く当たりをつけています(研ぎ跡があるのはそのせい)。ヘッドは柄のほうまで広い幅で続いています。

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次に425のヘッド。刃先のみ幅広くて柄のほうは細いです。軽量化でしょうか。きちんと研がれていて良く切れそうです。打ち損じたときに柄を守るように金属のガードがついています。これが欲しかった!

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今度は上から。マーク1に戻りまして…。

木製と金属製の楔が組み合わせられています。刃は全体的に分厚いです。

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425は木製の楔のみ。個別の写真で見比べるとマーク1と刃の厚さはさほど変わりませんね。持った印象はかなり違うのですが。

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上から。左が425で右がマーク1です。425もマーク1も同じようなプロフィールに見えますが、強いて言えば425がスカンジナビアンっぽいのに対し、マーク1はコンベックスのようです。柄の太さはこうして見るとかなり違いますね!

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斧の種類はさっぱり詳しくないので少し調べてみました。斧には切斧と割斧があり、前者が木を横から切る道具、後者が縦に割る道具(いわゆる薪割りはこれ)とのこと。同じサイズの斧ですが、マーク1は割斧で、425は切斧だということかも知れません。ぜんぜん関係ないけど大工道具おもしろいな。

www.dougukan.jp

425はサバイバルのプロが開発に参加しただけあってブッシュクラフトと相性が良さそうです。こちらのブログではべた褒めです。

ameblo.jp

各部の仕上げを含めて装飾的なマーク1と、ひたすら実用性に振ってる425でキャラクタが違って面白いですね。早くこのストレスフルな時期を脱して森に遊びに行きたいぞ。