2018年のCESに行ったときに1日中立ちっぱなしで腰を痛め（バイクや自転車で何度か転倒して痛めており弱い）、これは立ったまま休めるガジェットが必要だなと思っていた。
indiegogoで折りたたみ式の椅子を開発するプロジェクトがあり、backしたのが2018年の8月、1年半かけて量産にこぎつけて出荷し、今日届いたのがSTIPACK Zen Xというわけ。
SITPACK Zen Xは折りたたみ式の椅子で謳い文句は「世界一コンパクトな椅子」。
届いた姿と取り出したところ。重量500gでサイズも500mlのペットボトルと同じくらい。体重110kgまで対応しています。折りたたみ傘みたいですね。
アルミ製の羽を引き上げてシート部分をクリップで留めます。ちょっとコツが必要。
クリップ部分はこんなかんじ。
ポール部分を反時計回りに回すとロックが外れます。引っ張るとぞろぞろと短いポールが出てくるのちょっと楽しい。伸ばした後に時計回りに回すとロックされて動かなくなり全長調整が可能。なお、ポールの材料はカーボン製です。
地面に接する部分は半球状になっており向きを気にしなくて良いようになっています。消耗品なので交換できる構造はありがたい。
部屋が狭くて全景が撮れないのですが広げるとこんなかんじ。
いわゆるオフィスチェアのようにお尻に全体重をかけて座るというよりは、斜めにして寄りかかると表現するのが正しい。届く前に想像してたよりも寄りかかる感が強かったです。展示会や行列で立ちっぱなしのときには役に立ってくれそう。出張用のスーツケースに放り込んでおこう！
