以前からうわごとのように「膝がいたい、膝がいたい」と呟いておりますが、根本原因を取り除くためラバネロの高村さんに相談に行ってきました。
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(↑ジャージの裏に書いてあるこれは何?)
高村さんにポジション見てくださいよ〜と声をかけるとパラリンピック向けの部品製作で忙しいとのこと。しかし、それにも関わらず、ゴロゴロと固定ローラーを引っ張りだし、私の自転車を乗せて用意してくれました。
「はい、乗って」
クリートをぱちん、ぱちんとはめて漕ぎ出します。ゴロゴロゴロ…。
「あー、癖が強いなあ。ダメだなあ」 「アンクリングしてるな。テーピングしないと治らないかな。」
などなどショックな言葉を浴びせられますがこれも修行。
まず身体の意識の仕方を教わります。胸郭を大きくするために胸を張って、さらに腹式呼吸が出来るように、両手はハンドルバーに添えるだけで肩に力を入れないようにします。
身体がブレないように体幹で支えなさいと口で言うのは簡単ですが、実際にやろうと思うと難しい。う〜ん。
「クリート位置がかなり前に出ているね。」 「一番深く(後ろへ)していいよ」
足のサイズに対してクリートの位置がかなり前に出ているとのことだったので、工具を取り出して目一杯深く移動!シューズの外から触ると母指球より少し後ろの辺りでペダルの軸を踏み込めそうです。
これで乗ってみると実に具合が良い。ペダルがくるくる回せる上に、アンクリングも直ってしまいました。心なしか膝の痛みも和らぎそうに思えたのでしばらくこれで走ってみることにします。こういう感覚が欲しかった〜!自分の身体に合わせたクリート位置の細かな調整をしてみたくなりました。
自転車全体のポジションはそれほど悪くないそうで、強いて言えばハンドルバーをもう少し遠くへ、サドルをあと5mm程度下げるのが良いんじゃないの、とのこと。
その後…。
う〜ん、あ〜だとか唸りながら、教えてもらったペダリングや重心位置、身体の意識の仕方を反芻しながらゴロゴロとローラーを漕いでいると、お手伝いのタニさん(谷さん?)がペダリングトレーニングの仕方を教えてくれました。
- 片足ペダリング
- 高ケイデンストレーニング
- 手放しトレーニング(?)
前者二つは引き足意識と力の入力位置の最適化、最後の一つは体幹を鍛えるのに効くとのことです。
いろいろ試してみたのですが、どうやら私は右足のペダリングがうまくいかないようです。左足に比べると膝のブレがあるし、片足ペダリングもスムーズに回せません。トレーニングを重ねてうまく回せるようになりたいものです。
余談ですが、修行を積むとケイデンス200rpm越えとかが可能になるらしいです:-D 足がバターになっちゃうよ!