オークションを覗いていたらMultistrada用の新品ブレーキローターが出品されていました。BRAKINGのウェーブローターという製品で、昔レースをしていたときに同じものを使っており、懐かしさもあって興味本位で入札、数日後にそのまま落札。
BRAKINGのウェーブローターは、ローター部分が波状にカットされており軽量に作られているのがウリ。反面、多くの人が心配するパッドの消耗は予想通り激しくて、スーパーバイクが走っていた頃のもて耐では1レースでペラペラになっていましたね。少し珍しいブレーキパーツメーカーでしたが、いまはサンスター社の傘下に収まっているようです。
作業はキャリパーを取外して、アクスルを外せばホイールが取り外せます。そのままローターを交換して戻せばOKです。
ブレーキパッドを取外してからキャリパーを下ろします。ホイールにぶつかって傷が着くと嫌なのでプチプチで養生。
アクスルシャフトがやたら固く、同径のソケットを当ててハンマーで叩いて抜きました。
ブレーキローターはT40のトルクスで取り付けられていたのは誤算で、我が家には取り外せる工具がありませんでした。近所のDIYショップを周り、トルクスビットと1/4sq口のソケット(2面幅が6.35mmでビットがそのまま刺さるんです)の組み合わせで純正ローターを取外し。
新品のウェーブディスク。ボルト穴の仕上げが悪く、バリが出ていたので軽く面取り。
ホイールに取り付けます。余談ですが、2014年モデルまでのMultistradaはマルケジーニのアルミ鍛造ホイールが標準装備です。とても軽い。
ホイールの組み付け、キャリパの組み付け、アクスルの組み直しと丁寧に作業を進めます。形になったのが以下の写真で、インナーローターがグレーになったくらいで見た目の大きな変化はなし。
アフターマーケットのブレーキローターは目立つ色のものが多いので、派手なカスタムを好まない私にはちょうどよい色合いです。気になっていたブレーキの引きずりもほぼなくなり、スムーズに動くようになりました。
メンテナンスついでにICONのステッカーを貼って作業完了。

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