だいぶ前にヤフオクで落札したフルエキをようやく取り付けた。

いろいろと確認することがありネットで調べ物をしながら作業していたら日が暮れてしまった。手持ちのパーツにも問題があったため暫定仕様で組み上げ（後述）。

アンダーカウルを外すためまずはセンタースタンドを取り外す。センタースタンド装着して作業したいのに、そうはさせてくれないイタリア車の整備性！

アンダーカウルを外したら、サイレンサー、エキマニと順に取り外していく。サイレンサーを外すと排気デバイスが見える。こんなところに居たのね。

取付待ちのエキマニ。

スイングアームピボットしたの大きな箱とフロントバンクのエキパイを取り外す。

最初、各部品を別々に外そうとしたが、先駆者によればセットで下ろす必要があるということでアドバイスに従ってセットで下ろすことにした。エキパイを抜く方向にずらしつつ、少し力強く引っ張ったら外れた。とても大きく、重い。

エアフィルターをキットに含まれるハイフローのものに交換。右側がキットのものですが、純正と全く見分けがつかない…。

車両右側から挿入する。

車両を裸にして…

一番右のキットのECUに交換。

タンクを積んでエンジンをかけたら UNKNOWN DEVICE ERROR が表示された。

スロットルを回してもスロットルバルブが開かず（Multistradaは電子制御スロットル）エンジン回転が上がらない。2010〜2014年式はECUに互換性があると思っていたが、どうやらそうではないらしい。

Termignoniのキットも、2010年〜2012年と2013〜2014年では内容物が異なる。前者にはキットECUが付随しているが、後者にはUp-MapというECU書き換え用のドングルが付属するとのこと。なるほどな〜。

純正エキマニに戻すのも大変な作業だし、本国のフルパワーECUに積み替えたら正常に動作したので、暫定仕様ということで組み立てて作業完了。

疑惑

整備していて気付いたのだが、この車両、いくつかの部品がなかったり破損したりしている。走行距離極少だったので油断していた。

おそらく、前者はETC取付時に紛失、後者はフルエキが入った車両をノーマルに戻した際に過剰なトルクで部品を潰したのだと思う。

過去に行った作業がおぼろげながら見えたので、今後メンテする時に気を付けて見ていきたい。欠品している部品はwebikeで発注。

やり残し

正しい仕様で組み付けられず、消化不良のまま作業完了。日が暮れてしまい作業が大変だったというのもあるし、無い部品はどうにもならないから、必要な作業を洗い出して後日やり直す予定。工具やケミカルや汎用部品などAmazonで大量にポチってしまった。