Go for it!

モーターサイクルと自転車とキャンプの日々。

キャンプ時の寒さ対策と安眠策

年末から今年にかけてキャンプに出かけるようになったのですが、ときおり寒さにやられて凍えたり、夜中によく眠れなくて朝からぐったりしていることがあります。

キャンプに行くたびにKPT (Keep, Problem, Try)を実践してグッズを集めているのですが、ようやく快適に過ごせるようになったので公開。

環境調査

寒い寒いと言いつつも、どのくらい寒いかまったく分からなかったので、2ヶ所計測できるクレセルの温度計 を導入しました。本体をテントの中におき、外部用温度センサをテントの外に出しておくと、2ヶ所の温度を同時に記録することが出来ます。室内外の最大と最小気温、時刻を記録できるので「今日は6時半が一番寒かったのか〜」などとデータを得られます。

調べてみるとテント内外でけっこう温度が違います。このあいだの ふもとっぱらキャンプ - Go for it! ではテント内が0度、外は-3.8度くらいでした。昨年行ったパインウッドでは内外ともに0度くらいでした。

テントはそれぞれコールマンのティピー、ダンロップの山岳テントだったので、どうやらティピーの方が暖かいようです。

防寒着

防寒着はダウン製品一択にしています。Multistradaは大きなバイクだと思いますが、積載量に制限があることは事実なので、なるべく小さくまとめています。

ダウンパンツは nangaのポータブルダウンパンツ というものをチョイス。携帯歯磨きセットを3つまとめたくらいのサイズで、とても小さくまとめられます。テントの外に出る際にはジーンズなどアウターを履くとバッチリです。なお、焚火の近所で身に着けていると火の粉が気になって仕方がありません。

ジャケットはsasta というブランドのものにしました。製造はnangaが行っているそうで、なんちゃって上下nangaセットにしています。

暖房

唯一とも言える暖房器具はハクキンカイロです。ガソリンバーナーと燃料を共用できるので重宝しています。家を出る前に燃料を満タンにして、日が暮れる頃に点火、寝るときにシュラフの足元に放り込むと快適です。

シュラフ

シュラフはtempra cycleのミルシュラフ(nangaオーロラライト450DXの別注品)を使用しています。178cmという身長的にギリギリですがレギュラーサイズで入れました。

ダウン製なので圧縮率も高くて小さくなるのが良いです。シュラフに加え、ダウンジャケットやダウンパンツ、後述のインナーシーツをコンプレッションバッグに詰め込んでパッキングしています。

インナーシーツ

モンベルのウォームアップシーツを使っています。肌触りが嫌いという人もいるようですが、私は気になりませんでした。

これはほとんど暖かくないように感じるので、シュラフが汚れないようにする目的が強いです。無くても良いかも。

コット

Helinoxのライトコットを使っています。何も考えずに使っていたら背中の下が寒かったので、最近は脱いだジャケット類やバッグを下に詰め込んでいます。これでだいぶ良くなりました。

マット

コットに加えてマットも使うようにしてみました。自分で言うのもなんですが、コットと組み合わせるのは過剰な気がします。でも、とても暖かいです。パッキングサイズや気温に応じて、コットとマットを使い分ける、あるいは同時に使うというのが良さそうですね。

このマットはパッキングサイズも小さいし、寝心地も良いのでオススメできます。

耳栓

テントで寝ていると周りの人の声が聞こえたり、風が強いときに砂が当たったりしてけっこううるさいです。

モーターサイクルで高速に乗るときは耳栓をするようにしている(難聴になるそうですよ!)ので、キャンプの就寝時に転用しています。周りの物音が気になる方はぜひトライしてみてください。

CRESCENDO 耳栓 レーサー用 イヤープロテクター Moto

CRESCENDO 耳栓 レーサー用 イヤープロテクター Moto

  • 発売日: 2014/06/14
  • メディア: エレクトロニクス

アイマスク

明かりも気になることがあります。誰かが歩いていてヘッドランプが当たったり、ランタンの光が見えたりすると、視覚への刺激で目が覚めてしまいます。アイマスクをしていればそんな心配も無用ですね。

テンピュールのマスクは肌触りが良いのでおすすめです。主に旅行・海外出張用に使っているものです。キャンプ時はもっと簡素なものでも良いと思います。

TEMPUR(テンピュール) スリープマスク

TEMPUR(テンピュール) スリープマスク

  • メディア: ホーム&キッチン


というわけで、現時点の寒さ対策と安眠策を書き出してみました。持ち物はKPTのフィードバックを受けてアップデートしていきます。また役に立つものがあれば書き出します。