Go for it!

モーターサイクルと自転車とキャンプの日々。

金沢ツーリング

週末を跨いで出張で金沢へ行くことになりました。 せっかくなのでMultistradaで足を伸ばし、慣らしも終わらせるという算段です。

往路(金曜日)

少し前からパニアケースを装着したり、レインウェアを新調したり、ピンロックシールドを装着したりと準備を整えていました。 前日にガソリンも満タンにしておいて、荷物の積み込みを終えれば即座に出発できる算段です。

午前5時過ぎに自宅を出発。所沢インターから関越に乗って上信越道経由で北上します。

長野を抜けている最中にポツポツと雨が降り始め、遠くに雨雲が見えたところでレインウェアを着込みます。 少し走ったところで土砂降りに…。以前のテストではジッパー部分から水が染み出して来ましたが今回はどうでしょうか?

高速を走っている最中に少しだけ染み出している感覚がありましたが、びしょ濡れになるほどではありません。 隣を走っていた高速バスが水たまりに突っ込み大量の水を浴びせられましたが、レインウェアの中が濡れることはなく快適そのもの。 

これだけ濡れているのにレインウェアの中は快適です。すごい。

北陸自動車道に出てからは雨も弱くなり、集合場所の金沢駅に11時ごろに到着。 仕事仲間を待つ間しばらく散歩してたのですが、東口(兼六園側)の鼓門はすごいですね! 巨大建造物好きとしてはグッとくるものがあります。

復路(月曜日)

金曜日の午後から月曜日の午前中まで仕事をして月曜日の午後に金沢を発ちます。

実は石川県に来るのは初めてで、どこに何があるのか分からないのですが、 バイクで向かったら面白いところは無いかとリサーチしてみると…。 金沢駅の近くに千里浜なぎさドライブウェイを見つけました。

能登半島の西側の海岸線と平行に走る「のと里山海道」をひた走り、 今浜インターを降りると「千里浜なぎさドライブウェイ」はすぐそこにあります。

Multistradaの走行モードを「ENDURO」に切り替えて地平線まで続く砂浜を進みます。

バイクの写真を撮ろうとサイドスタンドを立てたらズブズブと砂に埋まっていきます。 センタースタンドなら安心かと思いきや、両足とも砂に埋まり微妙なバランスでなんとか立ちました(汗)。

よく整備されているしゴミはないし、素晴らしい海岸ですね。

調子に乗ってフカフカの砂に入ったらフロントタイヤを持って行かれそうでしたが(そして足をついても支えられる重量では無さそうですが)、 スキルのある人なら波打ち際を走り回れるかも知れません。

なぎさドライブウェイを堪能したあとは能登半島を横断して家路につきます。 まだ時間があったので糸魚川で高速を降り、長野までの峠道を楽しむことにします。

途中で 2,500km を達成して慣らし完了!

国道406号を走り、少し横へ抜けて大望峠へ向かいます。 荒れた峠道・田舎道もABSやDTC (Ducati Traction Control)が助けてくれて、安心して走ることが出来ます。

大望峠は周囲の山を望める羨望の良い場所です。

長野市街を抜けて上信越道に乗り、途中立ち寄った横川の釜飯が品切れで食べれなかったのが 悔やまれますが(涙)、無事に自宅までたどり着きました。

総括

Multistradaで初めてのロングツーリング(という名の出張)でした。

アドベンチャーバイクの中では軽い部類とはいえ、パニアに荷物を満載し、フルタンクだとそれなりに重量があります。 足場の悪いところで押し引きする際は、足を滑らせてバイクが倒れてしまわないように注意が必要です。

パニアはすり抜けしない限り気を使うことはありません。 重量が後ろ寄りになるので、DSS (Ducati Skyhook Suspension)の設定をハード寄りに設定すると良い感触でした。 1名乗車 + 積載ではなく2名乗車モードを使っていましたが、おかしな話なので設定はもう少し詰めたいところですね。

無事に慣らしも終わったので、次のお出かけが楽しみです。