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モーターサイクルと自転車とキャンプの日々。

狩猟免許の事前講習会に行きました

8月に狩猟免許を受験します。第一種猟銃と罠の2つです。

試験では銃の分解組立などの実技があり、予備知識なしには合格することができません。地元猟友会が主催(?)する事前講習会に参加すると、座学で必要な知識のほか、銃、罠の取り扱いについて学ぶことができるということで参加してきました。

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講習会への参加

栃木県では4箇所くらいで開催されており、最寄りの講習会会場を探して申し込む形になります。私の場合は一番近くの湯津上支所に申し込みました。てっきり書面で申し込む必要があると思っていましたが、電話問い合わせでそのまま申し込むことができて助かりました。

www.pref.tochigi.lg.jp

講習会はお住いの自治体のウェブサイトから探しましょう!

持ち物と費用

講習会に参加するために以下を持って行きました。蛍光マーカーもあると良いと思います。

  • ノート → 使いませんでした
  • シャープペンシル
  • 色付きボールペン
  • 受講料(第一種猟銃5,000円 + 罠2,000円 = 7,000円)

試験の申込みも同時にできるということで、さらに以下のものを持っていきました。

  • 住民票
  • 証明写真 3cm x 2.4cm
  • 医師の診断書(猟友会指定フォーマットを印刷して医師に書いてもらいます)
  • 試験費用(第一種猟銃と罠で5,200円 x 2 = 10,400円)

講習会の流れ

午前中:座学

午前中はひたすら座学。狩猟読本という冊子と過去問題集がいただけるので、これを題材にして、狩猟法の法令、狩猟鳥獣などについて学びます。罠の設置上限があるなどこのとき知りました。

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狩猟読本と過去問題集

狩猟鳥獣の区別や名前を覚えるのは短い時間では難しく、あとから復習して学ぶ必要がありそうです。

午後:実技

午後は実技で銃の取り扱い、罠の取り扱いについて学びます。

銃の取り扱いは緊張しましたが、行動前に必ず安全点検をする、銃口を人に向けない、引金に指をかけないなど、慌てず落ち着いて学んだことを実践すれば大丈夫のはずです。なお、一般のほとんどの人は銃を触ることはありませんから、講習会で銃を触ってなければ狩猟免許を受験しても受かるわけがありませんね…。

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模擬銃を使っての分解組立、取り扱いについて学びます

罠については法定猟具4種類を正しく理解すること、箱罠の設置について学びます。罠には個体差があり、設置がけっこうシビアで大変でした。

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罠の種類と取り扱いを学ぶ

最後に表に出て、距離目測について習います。10m, 30m, 50m, 300mの4種類。この他にも視力や聴力などの検査があるそうですが、通常通りに過ごせていれば問題なさそうで、言及のみで検査などはありませんでした。本試験はちゃんとした視力検査があるのかな?

まとめ

第一種猟銃については事実上講習会への参加が必須で、この点はちょっと微妙な気もしますが、カリキュラムやドキュメントはしっかりしており講習会費用としては適切なものだと思います。講師は当たり外れがあって、1名の年配の講師は話が飛び飛びで理解するのが大変でした。

事前講習会は終始和やかな雰囲気で進み、楽しみながら参加することができました。講師の方も経験豊富でいろいろ教わることができ勉強になります。

試験は8月1日なので、続報にご期待ください。