年明けからずっと仕事づくめでほとんど休みもなく、花見もせずに過ごしていたので、GW後半を使って東北方面にキャンプツーリングに出掛けました。今回はいつもと違い、一人で気ままに。
なんと、人生初の一人旅、しかも行き先を決めない旅です。
朝4時に起き、雨の降る中支度を済ませて出発。外環から東北道に乗り北へ向かいます。5時過ぎに家を出たのですが、すでにけっこう車が多く、こまごました渋滞が発生しています。
頭が回らないなあと感じていたら、やってしまいました。渋滞の中で車線変更をしようとしたら、後方確認しているときに車間がぐっと詰まり、前方の車にパニアをぶつけてしまいました…。路肩で待っていたのですが車の主はこちらに来ず、そのまま居なくなってしまい、二度と会うことは出来ませんでした（汗）。ほんとうにゴメンナサイ。もしこのブログを見ていたらご連絡ください。
けっこう良い勢いでぶつかったので、転倒せずに済んだのはラッキーだったかも知れません。
ひどい天気と、パニアをぶつけて晴れない気持ちのまま東北道をひたはしり、給油や休憩で2〜3度パーキングに立ち寄ります。
十和田湖のキャンプ場が素晴らしいと聞いていたので電話をしてみると、GWは未だ開いていないとのこと。八戸の海沿いのキャンプ場へ問い合わせるとそちらは開いていたので八戸に進路を取ります。
自宅から700km以上、雨を抜け、霧を抜けて到着した八戸の種差キャンプ場は、太平洋に面した芝生のサイトで素晴らしい景色でした。
その日はゆっくり過ごし、翌日は十和田湖を抜け、桜を追いかけて弘前へ向かいます。
十和田湖に抜けるときにも大雨に降られましたが、雨に打たれて生き生きとしている新緑と、雲の合間から抜ける太陽の光がきれいでした。主要な道路から少し離れて写真をパチリ。
弘前城の近所では桜まつりを行っているそうですが、ほとんど葉桜になっていたので世界一長い桜並木を目指して西へ抜けます。弘前市の西にある街道は、6000本を超える桜が植えられており道中ずっと桜を見ることが出来ました。花見ができなかった自分にとってはとても嬉しいものでした。
桜並木を抜けて日本海へ向かいます。目指すは男鹿半島。
日本海の沿岸を走っていると、少しおもしろい風景を見かけたので立ち寄ります。ここは千畳敷。密度の高そうな岩が侵食で削られ独特の風景を生み出していました。先月モディファイしたサイドスタンドは砂地の上でもばっちり仕事をしてくれました。最高。
軽くお昼ごはんを食べて、更に南下します。
しかしここで時間を読み違えたことが発覚！
男鹿半島までの道程を急いで移動する羽目になりました。温泉併設のなまはげオートキャンプ場に向かい、日が暮れる前に設営、サクッと買い出しを済ませ、温泉に入り、簡単なごはんを済ませてその日の移動はおしまい。
このキャンプ場、景観も悪く、値段も高いのですが、シャワーやトイレがしっかりと整備されていて、ゴミも自由に捨てられるので助かりました。
翌日はすっかり雨も上がり、お気に入りの道具でコーヒーを飲みながら荷物をまとめ、南に向けて出発です。
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