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モーターサイクルと自転車とキャンプの日々。

ロープの長さ管理

ロープの長さはスクールで学んだ「ひとひろ」、「ふたひろ」の考え方を使っています。

両手を広げ、右手と左手で持てる長さが「ひとひろ」、1度折り返して2倍の長さにしたものが「ふた広」というアバウトな測り方で、ぼくの場合には「ひとひろ」でだいたい1.5mくらいになります(身長178cm)。

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スクールを受講して得たことの一つは、ロープの使いみちはタープを張ったり何かを吊るすこと、外力で解けにくいこと、人間が解こうと思ったときに解けることが本質であって、長さは厳密ではなくていいということでした。

なので、だいたいの長さが管理できていればOKです。

もちろん、人によって腕の長さが違い、結果としてロープの長さも違ってくるわけですが、ちょっとくらい長かったり短かったりしても、タープはきちんと張れるし吊るしたザックが落ちてくるわけではなく、まったく問題ではありません。

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部屋を整理していたら反射材入りのロープを発掘したので、切ってまとめるついでにこの間の講習で覚えた新しいロープワークを復習しました。

ロープを手に取り、いくつかの長さに切って末端を焼きどめします。ロープを直接火にかけると仕上げが汚くなるので、熱したバーナープレートに押し付けて仕上げました。

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ロープの内側と外側が同じ長さで溶けるのできれいに仕上がります。バーナープレートを熱するだけなので手間もほとんどかからないので次から採用しよう。

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試しにダブルフィッシャーマンズノットを作ってみました。伸ばしたり縮めたりすると、反射素材の部分だけ摩擦が異なるためにあちこちで引っかかり、他のロープに比べて少し使いにくく感じました。摩擦が違うということは負担も部分的に違うわけで、トラッカーヒッチなどで強く引っ張ると切れてしまうこともあるかも知れません。

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作ったロープはカラビナに通してまとめておきます。虹色のカラビナはビジュアルに負けて買ったファイアービナ(フリント、ロープカッター、ボトルオープナー付き。ただし、あまり実用性はありません)。

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ロープは講習やアマゾンで買ったものがいくつかあって、中でもROTHCOのパラコード(パラシュートコード)がお気に入りです。デザインがきれいだし、滑りやすくスムーズにロープワークが決まります。内外のコードもピッタリ収まってブカブカして撚れるようなこともありません。

静荷重で250kgまで支えられるので、理屈的には人間をぶら下げても楽勝です。実際、ハンモックのケーブルに使ったことがありますが全く問題ありませんでした。初めて買うのであれば迷わずおすすめします。

部屋でロープをいじっているのも飽きているので、どこかにキャンプに行きたいです。でも夏キャンプは移動が暑いのと虫が多いので嫌いです…。

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